薬剤師国家試験に向けて効果的な覚え方とは?
こんにちは、ともです。
今回は、薬剤師国家試験に向けて効果的な覚え方について書いていきます。
薬剤師国家試験は範囲も広く覚えなければならないことがたくさんあります。
それを少しでも効率良く、負担をかけずに覚えられたらいいですよね!
もし今あなたが「何度やっても覚えられない!」と思っていたら、今回の記事でそのストレスを軽減できるかもしれません。
また、効率良く覚える方法を知ることで勉強時間を短縮できるかもしれません。
逆にこの記事を読まなければ、効率の悪い方法で覚え続けることになります。
時間をかけても報われない、成績が上がらない、国家試験に落ちてしまう…これらを避けたければぜひ最後まで読んでみてください。
効果的に覚える方法はいくつかあります。
今回は3つの方法を紹介します。
①記憶に残るような印象付けをする
これは、ゴロまではいかなくても軽く印象付けをするものです。
例えば、GsタンパクとGiタンパク。
Gsタンパクはその後の反応系を刺激し、Giタンパクは抑制します。これをどう覚えるか。sはstimulateのs、iはinhibitのiなのですぐ覚えられます。
ただ、それに気付かなかった僕の友人はsは2に似てる、iは1に似てるから、2は上(刺激)、1は下(抑制)と何の苦労もなく覚えていました。
こんな簡単な印象付けでも、1発で覚えられることがあります。なので、ちょっとだけでいいので「どう覚えるか」を考えてみましょう。
②自分の中で理解する、誰かに教える
学習には3つの段階があると思っています。
ステップ1 知る
ステップ2 理解する
ステップ3 教える
ステップ1の状態ではなんとなく知っているだけなので、忘れやすいです。
ステップ3までいくと忘れにくいです。例えば学校の先生は、毎年同じことを教えているので絶対忘れないでしょう、それと同じことです。
国家試験の勉強もこれと同じで、ステップ1で終わらせずに最低でもステップ2、余裕があればステップ3まで進みましょう。
例えば、ARBとACE阻害薬。
ステップ1だとACE阻害薬の副作用は空咳。
ここで終わりです。
ステップ2だとACE阻害薬はACE(アンギオテンシン変換酵素)を阻害するが、同時にブラジキニン分解酵素も阻害してしまい、ブラジキニンによる空咳が出る。
ステップ3はこれを人に教えることです。
どうでしょうか?ステップが進むほど記憶に残りやすいですよね?
③強烈なゴロを使う
ゴロ次第では1発で覚えられることがあります。
僕の友人が、特定保健用食品の成分を覚える時に教えてくれて、1発で覚えられたものがありました。
コレステロールが高めの方の成分として、キトサン、大豆タンパクなどがありますが「コレきっと大胆」で覚えられました。
(コレ:コレステロール、きっと:キトサン、大胆:大豆タンパク)
強烈ではなくても繰り返して覚えることも可能です。誰でも「すいへーりーべーぼくのふね」を覚えているのと同じことです。
これらの3つの方法を駆使すれば、ただ覚えるだけよりも遥かに効率良く覚えられます。
国家試験勉強中の人も、まだ勉強を始めていない人も、今日からこの覚え方を使っていくことで長期記憶につなげられます。
はじめから「覚えよう!」とするのではなく、その前に「どう覚えるか」を考えてさっそくやってみましょう!!